[Gameplay]Killing Floor 2

タイトル: Killing Floor 2
開発元: Tripwire Interactive
パブリッシャー: Tripwire Interactive
リリース日: 2016年11月18日

※アーリーアクセスの頃は触れずに正式リリース後のみ遊んでいる人のレビューです。

低難易度でわちゃわちゃするゲーム

高難易度ではセオリー通り動かないとすぐに死ねるし、ガチキャンプになりがちだった前作ほどではないらしい。ただ Perk レベルを25まで上げてから来てね、というのが suicidal 以上の難易度では当然らしいので、適当にマッチングしたノーマルでほぼ負けないゲームを楽しむのが楽でいい。少なくともマップを覚えたりレベル上げも兼ねつつ遊べるので、好きなPerkでの立ち回り研究と、あまりプレイしない Perk のレベル上げを行える。後者は意味がないと思うこともあるが、最初のほうの Wave ならその Perk から開始した方が得、というケースも多々あるので、上がっているに越したことは無い。

コマンドーや SWAT で雑魚処理が基本的に自分のプレイスタイルであり、チームに大型処理ができそうな面子がいないときはサポートを選んで両立するか、ping が良ければシャープシューターを選択することにしている。と言っても「お前その仕事じゃねえだろ!」というプレイヤーがちらほらいるのが野良マルチの醍醐味であり、大抵のパターンではコマンドーで全部処理させられるような流れになりがちである。そんな状態でもクリアできる程度なので、ノーマルが一番このゲームらしいと言えばらしいかもしれない。

敵や武器の種類は増え…たような気もする

煮え切らない表現になるのは、前作から引き続き登場のものがほとんどで、頻繁に使われるものは大体同じ。コマンドーでメディックライフル (HNTech-401 Assault Rifle) を使ったり、サポートでは HZ12 Multi-Action を初期ショットガンの代わりに持つというケースがあるのだが、大体の装備・立ち回りに変更はない。シャープシューターは Winchester 1894 (威力80) の上位である SPX 464 Centerfire (威力180) を持つようになったり、大物処理用のレールガンと威力の高い .500 Magnum を所持する等、割と選択肢が多いが、立ち回り自体は大差ない。

そもそもPerk自体でやることが決まっているといえばそうなのだが、この手の銃撃クラスはあまり目新しい武器を追加するのは難しいのだろう。その代わりバーサーカーには Pulverizer (ALTで爆発する打撃) や回転するノコギリを発射する Eviscerator など、面白そうな武器がちらほらと存在している。パリィでよろめかせたり、新武器で殴ったり爆発したり、威力の高いノコギリなどでなかなか趣が変わっているようだ。

敵もちょっと厄介になった亜種がちょっと増えているだけで基本的に変わりはない。ボスは複数種類いるもののランダムなのでまたコイツか!というくらい偏ることもある。個人的な体感としてやたらアボミネーションが選出されてペイトリアークをめったに見ない。弱点や攻撃パターン等々の対策ができるタイミングで選出されないので、倒しやすさは RPG を抱えたデモリッショニストの腕前と、壊滅しない程度に囮役をやってくれたり回復をしたりする人が多いかどうか。どうしても攻撃をし続けたくなるが、メディック武器を使用していない場合、孤立した人が殴られ続けて一人ずつ死んでいきかねないので、匙加減が難しいところ。

Perk によってはメディック武器を有効活用できるので、コマンドーなどはいざという時の回復に回りやすくなった。HMTech-401 Assault Rifle が値段こそ高いものの回復ダートの性能が高く、コマンドー武器としても上位に位置するというヤケクソな武器であり、SCAR-H と同時持ちをすることで雑魚処理から大型の足止めに回復までできる。平たく言えば器用貧乏なキャラだが、どんな構成であっても仕事ができるという点はマルチプレイでは重要かもしれない。武器としては使えないまでも、重量1のメディックピストルはどの Perk でも持っておいてほしいと言われるくらいの重要アイテムらしいので、自分は注射器で回復、他人はピストルに持ち替えてダートで回復、というルーティンはしっかり身に着けておこう。

ゲーム内課金

挑発やアイテムのスキンくらいのもので、ゲーム中で有利になるとかそういう類のものではないらしい。なのでむしろ1の DLC 武器よりマシだと思う。ただアプデもロクにしないくせにそういうのから真っ先に導入しやがってクソがと叩かれたのもわからんでもない。

物資箱はキーを買わなければ開けられないが、開けなくてもランダムドロップで出たりもするので、何か弄りたいときにはこれで十分だと思う。画面のは「Horzine Elite White」の SCAR-H で30円くらいのやつ。コマンドーは好きなのでなかなかいいものを引いた。キルカメラで見せびらかしたりするような CS:GO のようなものではなく、プレイしていてちょっと嬉しくなる程度の要素で害もないと思う。箱は TF2 のように何もかもが0.04円とかでなく、1円弱くらいの価値がキープされてるので、売買が面倒くさくなければカード代にでも、という感じ。

マルチプレイはいつやっても賑わっているので、とにかく銃を撃って頭をバーンとしたい人には薦めない理由が無いくらい。ただ、なぜか起動が滅茶苦茶遅い。SSD にインストールしていても数十秒かかるケースがあるらしいので、これはもう我慢してスマホゲーのデイリークエストでも回しながら待とう。HDD だと下手すると2分くらいかかるが、ゲーム中のマップロードなどはそこまで重くない。というか体感で言うとむしろ速い方に入ると思う。起動だけがものすごく遅いのがこのゲーム最大の敵であり謎。

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