3年目は2位。最初にガバっと有力選手を獲得し、ドラフトでも即戦力級のを獲得すると割とぶっちぎるようになる。がどこのチームもそんなことが無いので浮き沈みが無ければ上位に行けるような状況だ。
トレードがガバガバ
この手のゲームにありがちな設定としてもはや定番になってしまったが、トレード評価がよくわからない。特に外国人選手がらみの時は異様に。この年開始前に多めにトレードを行ったのだが、角中と高宮がトレードできる時点でうん…である。そして角中があまり活躍してくれなかったのだが、トレードオファーが来たので中村悠と交換。そして即千賀とトレードが成立するという異常事態。結果的にマーティンの不振を千賀が埋める形でリリーフは盤石。先発も藤浪がほぼ3冠の圧巻の内容に、前年に続きM.Buschmannが負け越しながら好成績。ローテーションを守った投手が少ないので、翌年はこの部分と長打力のなさを埋めていかなければならない。
この三角トレードというかえっこれでこの選手が?という獲得選手が評価が高くそっちはそっちで「えっこっちも?」の連鎖反応を産むので、割と多用することになる。
能力値の感覚を掴む
このゲームでは能力値は「スカウトが見た評価」「ゲーム内のスカウト協会による評価」の2種類がある。双方ともうさん臭いが、スカウト評価が高い場合は概ね本当っぽい数値を示してくれる。「厳密な能力値」はいわゆるチートモードであるコミッショナーモードでしか見ることができないので、いずれかの数字がおそらく大体合っているものとして考えていく。
前回まとめたように55あれば平均以上クラスなので、さらに上乗せをして球種も多い藤浪はこのように恐ろしい成績を残す。もちろんFA取得時には予算の半分を持っていきかねないお給料になるが、各種指標も高く安定して成績を残すのでここは仕方ない。Stuffの数値がピッチャーの総合的な球質を表し、三振をどのくらいとれるかに関わってくるので、ここが高い時点で活躍が割と期待できることになる。逆に低い場合は何かしらヘボい球があるか球速が遅いかなどの、不安材料を抱えている投手とも言えるだろう。1軍にいる投手で50を下回る投手はまずいないが、2軍には割とゴロゴロいるのがその証明と言える。ただし、見た目高くても球種が少なかったりすると、思ったほどの成績を残せなかったりするのはよくあることである。ちなみに別データで極端な奴を引き、ストレートとチェンジアップが70でStuffを60まで引き上げ三振をバッタバッタともぎ取っていったものの、その2球種しかもっていなかったためか勝ち星はあまり伸びなかったやつがいた。
野手については、Contact部分がいわゆるミートで、GapPowerが長打を打つ技術力的なものらしい。そしてHomerunPowerが文字通りホームランを打つために必要な能力だが、そもそもContactが低いとバットに当たってくれないので飛びすらしない。この辺を早く知るべきだった。そのため、「上2つの能力が高い時点である程度の成績が期待できる」ことになり、「ホームランを打つ能力とHome Run Powerが密接に関係しているというわけではない」ことになる。この緒方と高山が大体同じ能力でContactが50でGapが60なので、ある程度2塁打やホームランを打ちつつ、打率はそこまで高くないという計算が立つ。選球眼や三振回避を表す数値は単独ではあまり意味を成さないが、高いに越したことは無い。三振は基本的に日本の野球の3割増しとかそのレベルで取れるので、三振が多いからどうということもないのだが。
Gapが重要な能力かどうかはわからないが、こういう能力簡易画面に表示されないところから、変化球などのテクニックのようなものだと捉えることはできるかもしれない。Gap能力が低いやつは2塁打・3塁打が少ない傾向にある。とはいうものの大体のレギュラー打者は高めになっているので気にするような数値でもないのだが。一番重要なものはCON/STUと投手の総合能力と同じ場所に表示されているContactであるのはおそらく間違いない。
こちらが長打を期待して獲得したものの、低打率に苦しんだ中村(Okawari-kun)の数値である。ある意味めちゃくちゃリアリティのある数字ではあるのだが、Contactが40しかないので、パワプロでいうとミートFくらいの数字に必ず収まってしまう。ホームラン23本は全部50くらいの能力の選手でもたまにいるレベルの数字でもある。あとはコーチ能力も打撃力に関係しているらしいが、阪神に来ると大体半減するのはそれだけじゃないよなと言わざるを得ない。
とにかく能力傾向でいうと、阪神で活躍できそうな選手はContactがある程度あってホームランよりGap Powerで2塁打・3塁打を量産する俊足巧打タイプが多い。実際ゲーム中の傾向もそんな感じだった。なのでスラッガータイプよりバランスの取れた能力か巧打寄りを狙って獲得する方針で行くことにした。
FA市場高騰につき、期待の若手を青田買い
真面目に17プレイ上でやり玉にあがるのが、有望そうな外国人を大量にキープすることである。理由は色々あるが、ポジションが被ろうが大した問題ではないこと、どうせドラフト選手も同じように成長させないと使えないので、即戦力以外の選手をドラフト外でタダでキープすることができるのだ。実際にいろんなチームを見渡すと2軍選手が大体外国人で埋まってしまい、ちょいちょいトレードの球にされているのも見かける。
こういう有望株の中でもなかなか面白いのがいて、サードなどの選手を検索していると出てくるのがこういうピッチャー。ピッチャー能力の高さもそうなのだが、打者能力も打者顔負けレベルの評価(現時点であるが)もされているのが面白い。日本でも大谷は別格として、藤浪なども投手にしてはかなり高い打撃能力があり、ローテで回すと年間1・2本本塁打を打つほどであるが、このクラスに本当になったら打者でもタイトルを狙えるようなレベルの数字に近い。大半の選手は育っていくうちに「ここまででもないな」と下方修正され続けていくので、育ち切ったころには残念となってしまうだろうが、期待の意味も込めてこういうのをどんどんとることにした。
こういうのを取りたくなる理由が先述の高騰っぷり。とてもじゃないが一人に13億も払ってられますんという状況なので、1億~3億までが限度として調査をするとどうしても半端な選手か、日本に来そうもないメジャーリーガーよりちょい下くらいの選手に頼るしかない。中には「おっコイツ日本に来た選手じゃん」みたいなのも多いのだが、ちょっと活躍すると年俸がスイと上がる。あくまで単年か長くて2年というのを考えると、高額にギャンブルしに行くのも難しい。下手に日本に参入させると他のチームにも結構行っちゃうので、敵を増やす事にもつながる。
メジャー組のFA登場で状況が変わる
ヒエ~ッww。何度でも言うヒエ~ッ。メジャーではこのクラスでもタイトルが取れないほどのレベルでやってるというのが明らかになる瞬間。こういうのはもちろんメジャー球団経営をやれば見えるのだが、やってないのでいきなりこういうことになる。まあ予算オーバーな上に他の国ではやりたくないっすと拒否されるのだが、実際こういうのが取れると面白さは格段に増すだろう。
ギリギリお買い得なレベルでいうとやはりメジャーも視野に入るような5億前後クラスになるだろう。と思っていたらJustin Turner選手が日本に来ることまでOKしてくれそうだった。残念ながらスラッガータイプではないので、チーム補強と言う意味ではどうかと思うが、オファーを出すと2年契約で8億9億でも日本に来てくれるとは驚きだ。出さないけど。結構メジャーの有名どころが来てくれるというかFAで取れるので、ある種日本野球がレベルアップしていく瞬間を見ているような気もする。この世界には今ガードナー選手などが在籍しているようだ。そしてその選手らが山田哲人や森友哉にあっさりと負けているのもまた悲しい。
FAはちょっと選手を眺めているだけでも面白すぎて時間がどんどん経ってしまい、収拾がつかなくなるので、今年は先発要員と何かあった時用の若手選手をキープして終了。残りはシーズン前にトレードなどで確保していくことに決めた。今年の主な補強内容としてはローテーション投手としての活躍を期待したPaul Fry投手に一二三とトレードして獲得した塩見投手。打線では内野が守れて万が一に備えられるようにとManny Cruz内野手をキープ。そして一番の驚きが柴田とトレードした坂本(!)とトレードしたMatt Adams1塁手。ContactとGap Powerに優れ、選球眼等の数字がそうでもないが長打力がありそうなタイプとして獲得。どうなるかは今後の楽しみだ。また開幕直後に外人枠であぶれた投手と交換で、アベレージヒッターだがPhil Gosselin内野手(レフトも可)を獲得した。クルーズが出場停止数試合含め不振に陥ってしまっていたため、緊急補強と言う形になった。最終的にはほぼこの補強メンツで、外国人枠は2つだが各2人体制でケガなどに備えることにした。
前シーズンなどは長打を当て込んだ外人選手が怪我に泣かされるなどで、スタメンの力不足が大きな問題となっていたため、余剰選手をしっかり確保しておくことを意識した。とにかくレギュラー陣が毎回ケガをするので、トレーナーの能力を高い人に代えるなどの種々の対策よりも即効性のある、レギュラーレベルの選手を複数確保しておく方向で固めた。結果的にはこのシーズンはこれが功を奏することになる。
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