[Gameplay]オートプレイから見るOOTP21の踏み込んだ育成部分

ポテンシャルが活かされるかどうか

せっかくなので基本的にはオートで回しつつ、編成はちょっと口を挟む感じのプレーをしてみた記録ものせておく。前のプレーではあまり育たなかった選手の初期状態とかもチェックしておこう。なぜ育たなかったのか、何をしたら育つのかはよくわからないが、今回はそういうところに目を向けていこうと思う。

今回の設定

元独立リーグのとんでもねえやつ1号

今回はメジャーリーグもありでプレイしているので、3Aや2Aでフリーエージェントになったであろう選手がリストアップされたり、独立リーグに移籍する。このゲームでは独立リーグ(IND)レベルの選手はpurchaseコマンドで、時期問わず条件問わず250,000ドルで加入できてしまう。これが多分今回一番の失敗設定だったと思った。後々面白いこともあったはあったが、タイトルがとれそうな能力の外国人を格安かつ確実に、交渉も抜きで獲得できてしまうのだ。育成放棄上等だが、あまりそういうプレイをしてもつまらないのでほどほどに抑えた…はず。

メジャーからのFAは賃金問題もあるので基本的には絡んでこないし、たまに選手の行き来がある程度だった。日本のトップクラスが移籍してたまに大活躍はするものの、打撃主要部門の壁は厚い。

最多勝の大船渡ボーイ

最終的にメジャータイトルを取るような選手も出てくるが、たぶん一握り(チェックしてない)だと思う。というわけで、3Aや2Aの選手に日本で無双されてしまうようなバランスになってしまいがちで、そのあたりを縛っていくとそれなりのバランスに落ち着くのではないかと思う。前回は韓国リーグが日本以外で最高レベルの設定だったために、独立リーグに出てくるルーキーレベルでは他国で活躍できず、バリエーションに乏しくなってしまう。というわけで2Aくらいまでは欲しいところなのだが…。根本的にメジャーリーグのゲームなのに、メジャーがいるいらないと言っていること自体がおかしいというのは置いといて、とりあえず今回のプレイを総ざらい。

放っとくと大体勝つ

全くのオートではないので何とも言えないが、よっぽどでなければ下位に沈むチームはできないと思う。明らかにリリーフの選定や1軍に上げる外人枠の選定がおかしいことがあったので、そういう時はトレードとかリリースを多用する。結果的に控えのレベルが下がるが、毎年なんか気が付いたら2軍から20人くらいいなくなってるので大した問題ではない。

スタート直後はこういう期待の若手みたいなのがゴロゴロしているので、ここで数年後を見越して大量に取っておくとかもできる。このレベルが基本線になっちゃうので、外国人補強を基本的に外さないで済む。そういう意味ではゲーム的にイージーモードになっちゃうところは否定できないが、ソフトバンクのスチュワートJrみたいな育成も楽しめるといえば楽しめる。

今回のプレーにおいてはメジャー選手が大体NPBでの☆5に相当するため、日本で活躍している選手のレーティングが多少低めに表示されていることになる。逆に言うと日本で☆5になるような選手はメジャークラスということにもなる。普通に活躍する選手が1.5~3くらいなので、見栄えはあまりよろしくならないことを前もって触れておこう。

育つ選手、育たない選手

体感として、「もともとよく育つとスカウト評価を受けていた選手が、2軍や1軍で結果を出す」ことで能力が上昇していく感じはある。当初のスカウト評価が高く、ポテンシャルが高かった判定でも試合に出さなければ思ったほど伸びてくれない。このあたりは前回の阪神でのプレーで小幡を見て感じたことである。他チームでも根尾などはあまり伸びていないことがよくあるので、相関関係はないとは言えないはず。というわけで、同ポジションを被らせないような補強戦略とドラフト戦略を必要とする可能性を考えてみる。

打撃面ではしっかりと育った小幡君。通常チームなら打撃だけでもレギュラーに入れたいほどのリードオフマン向けの能力となったが、守備力が全く伸びていないパターン。おそらくだが、ゲーム中の成績を見てもらえば明らかなように、スタメン出場機会が少ない。打席数や安打数の割に得点が多いので代走起用が多かったのだろうと推測できるので、走塁能力も高まっている。守備機会が少なかった可能性があるので、守備能力は伸びないのだろう。多分だが試合数や活躍度合で伸びるというのは当たっているような気もする。

ベイスターズが誇る化け物

このゲームのオート采配だと多少の打撃面より守備能力を重視する傾向が強いので、上の方で例に挙げた森などは守備だけでレギュラー当確になる。従ってフル出場を続けることになるので、打撃・走塁だけでなく守備面もパワーアップすることになる。スタート時からショート守備が57と高めで、守備レーティングがトップクラス、走塁もトップクラスとなってはまずスタメンに選ばれる能力である。その結果、ケガさえなければZRが20近くなり、盗塁王はほぼ当確というレベルの走力になり、打撃も隙が無い名選手となる確率が高いわけだ。この辺が守備力の低かった小幡との差になっているのだろう。

実在ではないタイプの選手を見ていこう。この「さいとうたかを」選手はcontactが振り切れそうなくらいに高いが、メインポジションは投手であった。ただ、打撃能力があまりにも高いゆえに守備力は低くても外野で使おうということになり、投手としての登板はプロ入り後一度もなかった。投手としては使わないということは、投手能力の上がる余地が無くなったということでもある。起用しないと上がらないのは考察のとおり。

何年か経っての能力をチェック。基本的にDH専だが、守るとしたらライトというパターンで起用を続けた結果、守備能力がライト限定になり、投手起用のスタミナは非表示までなった。出場試合での成績は概ねアベレージ型で、三振も少ないので三振回避能力がどんどんと上がっていく。ホームランは少ないので、ポテンシャルに対して能力値は低めでまだ上がる余地はあるかも、程度に落ち着いた。

さらに数年後。シーズン26本を打ったりもしたので長打力がかなり高まった。打率は平均して3割くらい打つので相変わらずの高め査定。DHなので守備能力はほぼ変化なしという形で推移している。というわけで試合に出ていれば、それに応じて能力が増減するというのはきっと正しい。ドラフトの時はそうでもなかったのに、というケースも多々あるので、レギュラー抜擢が飛躍のきっかけになることもあるのだろう。あくまでもシミュレーションゲームで、裏の数値がどうなっているのかはプレイヤーからは基本的に見えないが、そういう方向で起用することで、再現を狙うことはできるだろう。

ケガによるもの

この時点ではメジャーも狙えるポテンシャル

サクセスモードの敵である「ここの信号長いなあ!」ではないが、このゲームにおいてもケガをすると能力値に大きく影響を与えるケースがある。この明らかなエース級のピッチャーあだ名はレジェンド。ここまで順調に育ってきているので、次世代のエースだと確信していたのだが、現役生活を危ぶまれるほどの大けがをしてしまった。

この12か月~13か月というケガをしたのが2042年8月のことで、それから約1年以上棒に振っただけでなく、能力の面でもかなり厳しいダメージが残ってしまったようだ。もちろん能力以外にもその期間選手が使えないという痛手もあるが、こういう後遺症が残る系は本当に困る。

悲惨な下降線を描いた

能力の項目が、42年冬の査定でコントロールが-10されてしまい、その翌年には44まで落ちている。このあたりから数年でsubstantialな大き目のケガと、44年9月にはまた9か月の大けがをした。というところで、44年の冬には44-51-40と見る影もない能力まで落ちてしまった。上の1軍登板初挑戦の年でポテンシャル5☆あったのが、27歳でもう1軍レベルに到底届かないところまで落ちてしまったことになる。ここまで極端に落ちるケースは各チームに数十年で何人かというレベルなので、起こる可能性は非常に低いわけだが、故障癖があってwreckedと評されている選手などはこうなるリスクを考えて獲得すべきだろう。先述のさいとうたかをも故障でガタっとレーティングが落ちたタイプだが、十分戦えるレベルの能力の低下だったのが救いだった。

落ちるときは一気に落ちるので、トレード候補のベテランの部分に年俸4億なのに☆1みたいな選手が混ざってると、そういうきっかけで落ちた選手が大半である。純粋な衰えのパターンも中にはあるのだが、球速が10キロ近く落ちていたり、ノーコンになって三振が取れなくなったというケースでは大体ケガ要員で肩か肘がぶっ壊れたと見ていい。

うちのチーム所属じゃない選手だったので、こんなことになっちまってるーで済んだのだが、これがメインポジションの不動のスタメン候補だった場合、そのシーズン以降埋め合わせるのはかなり厳しい。けが予防はトレーナーの能力依存だと思うので、とにかくケガの影響を減らすように心がけよう。Day to Dayの診断でもスタメンから外したり、若手は球数制限をしたり、何試合かに1回違う選手を起用などで疲労を溜めないように、再発防止もプレイヤー側の介入でやっておこう。試合ごとの戦力や労力は管理が難しくなるが、ケガで永久離脱されてしまうよりはマシである。

プランを持った育成・編成を

何年後にこの選手を1軍で起用するために、逆算して今から何年の間に2軍で鍛えて、どのくらい1軍で起用するのかという計画を立てておくと、ちょうどいい時期に1軍で活躍させられる。前回の阪神でのプレーでは、ドラ一投手を2軍で温めすぎて伸びきらなかったのも目にしたので、今回はちょっと気を付けてみた。

ケガもなく順調そのもの

ちょうどいい時期というのは具体的には難しいが、ロースター編成の画面で上矢印が出てる2軍の選手は、1軍でも通用しますマークなので、若手でこの印があれば積極的に使っていこう。メジャーありの設定にした今回は、かなりのレベルでないとそのマークがつかない感じになっていたが、この投手はそのマークがばっちりついていたので、その時点で上で使えるよう編成してローテに組み込んだ。2軍で敵なしの状態だと、他の2軍投手の芽も摘んでしまいかねないのもある。

韓国人初の100マイルは届かずもメジャークラス

昇格1年目はさすがに大活躍とはならなかったが、2年目3年目とローテの中心としてしっかりとした成績を残し、能力値も当初のポテンシャル通りの文句なしの値まで伸ばすことができた。この選手も独立リーグから買ってきた素材なので、一般の外国人補強のように最初から何億もかからず、実質ドラフト枠拡張のような使い方で大成功した例となった。ずるいような気もするが、しっかり育成できるという実例になったので、ゲーム的にも面白い感じではある。1軍に上げなかった場合、能力値が伸び悩んだり下がったりもする可能性もあるので、ドラフトでとったプロスペクト枠の上にどーんと大補強、みたいなのは避けた方が無難だろう。もちろん現在のチーム状況で今強くするべき、という場合もあるだろうから状況に応じて育成か優勝狙いかと考えていく必要はある。

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