基本的な内容は前回の通常パワクエの方を参考にしてほしい。
具体的には「特訓メイン」「レギュラーポジション分の契約書」「各種試合アイテム(払拭多め)」「初期強化・ターンアップ・おねだり」を持ち込んでいくことは前提として考えるが、こちらのほうはギミックとして加護が受けられることが売りである。従って、その加護をどうやって受けるのがベストかと色々と考えてみた結果を適当に書いていく。
もちろんうちの手持ちのイベキャラによるレベルキャップや、前回の無理クエをクリアできたという前提のアイテム状態からスタートするということを覚えておいてほしい。
加護はどう受けるべきか
個人的なお勧めは持ち込みアイテムで金マスを増やしてスタートした後に「金マスに優先してアイテムを置く」「金マスのアイテムをとると5ターン回復」の組み合わせを狙って受けること。狭いマップだと金マスの上にアイテムが置かれることは珍しくないので、はじめにこちらを受けるだけでもかなり違う。あとは「イベントマスを踏むと3ターン回復」もなかなか効果的。大抵のマップには固定位置にイベントマスがある上に、「マイナスイベントマスでも発動する」ため、マイナスマスの最悪パターンの1ターン減少すらかき消すパワー。あとは「金マスを踏むと1回復」も無難に強力。
とにかくターン数を増やすことで、マップ内のアイテムと竹、強化マスを踏んでいくことが重要になる。遠回りしてでも、な選択が取れるのは強化しやすいというか、強化できないパターンを減らせる。
加護系の専用アイテムは通常のマス強化とほぼ同等の強化効果も持っているが、あれもこれもと持ち込んでしまうと加護選択画面で欲しいものがあまり出てこなくなりがちである。なので、スカウト関連・アイテム関連のものを多く選べるように、そういう効果のある専用アイテムを選びたい。実際どういう判定が行われているかはわからないが、練習マスを優先して~な効果を持ち込まないで遊んでいると、金マス化することがほとんどないので優先はちゃんとされている。
全体としてカード強化があまり出ない、マス強化を使っていく余裕があまりないという感じのカグヤ伝。その影響で特訓人数が増やしにくいため、異世界からそういったカード強化アイテムか指輪(練習人数+2人or複数+1人)を持ち込んでカバーしたい。加護での特訓人数が増えるものも、ターン数と相談ながらなかなかに効果的。あと雑情報としてW加護のついたアイテムを持ち込んで行っていた時期もあるが、ゲームを始めてから一度も発動したことが無いのでお勧めしない。
守備能力を軽視しない
こちらのクエストで目立つのは、守備力を強要してくるチームへの対応である。前回はあまり重要視されなかったが、今回のカグヤ伝ではボス格でこの要求が多い。
なぜ手ごわいのか
守備能力は上げにくいということに尽きる。例えば投手であれば球速・スタミナ・コントロール・変化球・特殊能力と、どれを上げても「投手力」で一括りになるので、スカウトができたり4人特訓ができればスムーズに高められる。夜明けのラストエリアやむちゃクエの5エリアで求められるが要求はそこまで高くない。少なくともこれまでの基準では。
野手能力は細分化されているので、スタメンの能力を特訓できれば結構上がるものの、特訓マスで狙った能力が引けないとなかなか上がらなかったりすることも多い。総合力を求められるステージでは、試合で役立つ打撃能力を高めたいところだし、機動力はレギュラーが俊足なら届く可能性のある範囲でしか求められない。何よりこの二つは持ち込みアイテムの効果が高く、巧打強打と俊足でカバーしやすい。残りの守備能力は肩力・守備力・捕球の3つが関わるために、チーム守備を高めようと思うと、アイテム編成から気を配らないといけない。少なくとも2つくらいは特訓人数を増やさないと狙った守備特訓で効果を発揮できないし、野手特訓とカードの強化を計算しておかないとならない。
現実的な対応策
能力のバランスのいいタイプの選手契約書を起用することで、できるだけ初期値を高めることができるし、PSRを所持しているキャラを使うと最大レベルが+20される。40越えなら素の状態で元キャラの能力を発揮できるくらいになるので、そういう契約書をどこかで拾って運用してみること。
そしてこちらはできればで良いが、サクセスで守備側の能力を突破させたキャラを量産すること。限界突破分が特訓値として上乗せでき、経験値が高ければレベルも上がる。さらにPG以上(多分)だと金特+特殊能力3つ伝授の可能性があるので、理想を言えばすべてのポジションにコーチ人数2人以上のSR以上キャラの契約書を使いたい。最大レベルは弾道にも関わる(25とか38で上がる)が、自操作以外ではあまり関係ないので、ここではとりあえず無視しておく。
矢部くんや館橋さん、ららさんあたりは契約書なしでもスカウトできる枠にいるので、そういう選手のPSRを持っているならお得に運用できる。キャッチャー〇や守備職人を持っている選手だと特能マスのうまみも大きい。コストの安さを活かして、アイテム欄の隙間を埋めるのにも役立つのだが、打撃能力がイマイチなのでスタメン起用は難しいというのもある意味特徴的。
実際にやってみる
夜明け
3フロア目にアスレテース高校を引くと進行状況によっては必敗になるレベルの壁になる。2フロアとかなら割となんとかなる範囲なのだが、1500くらい足しとけばええやろ的な数値設定はかなり恵まれないと対応できない。総合とか機動力ならスカウトとアイテムで十分。
4フロア目も要求が異様に高いワールド高校。守備11715(11550?)はむちゃクエクリア時に届くか届かないレベルだと思っていい。全員イベキャラスタメンにしても特訓なしなら10000くらいがようやくで、さらに試合がリアルスピードという鬼仕様。ここまでにスカウトマスがあまり踏めていない場合はクリアは無理に近い。劣勢判定だと6点7点ビハインドにもなりかねないので、ゲーム中屈指の難関ポイント。さらにここが難しいのは「求められるのが守備なのに野手特訓マスがない」ことも多分に影響している。ターン数がギリギリになりがちでもあるので、ここのボス戦までの計画をしっかり立てよう。
5フロア目が聖タチバナで投手能力12500程度を求めてくる。投手能力は特訓レベルと人数で高めやすいので、球速変化球あたりの特訓人数+2はぜひ持っておきたい。さらにできればだがコーチ人数の多い選手を多めに用意して金特を伝授させたい。特能マスはツバメの子安貝の高レベル2つくらいでマスレベルが70くらいまで上がるので、3・4人の能力を開花させられる。発動スキル的にひとつで十分なのだが、本よりコストが安くマス強化値が高い(コスト20で3000は特能秘伝書銀相当より高い)ので、手持ちにいい本が無い場合は選択肢として有用である。もちろん加護用スキルに影響が出ない範囲で。
こういう強化の仕方はむちゃクエでも有用なので、使えるようにドロップアイテム情報を参考に前のクエストで手に入れておくと吉。金特は300ポイント近い強化になるものが多く、ストライク送球や球界の頭脳などは守備が300近く上がるので、大打撃やアーチストなどよりそちらを優先して伝授する手もある。
むずクエ
おねだりでごり押し。必敗でなければなんとでもなる。特訓マスを踏まなくてもコーチの経験値だけで弾道3~4、パワーAくらいになる選手の契約書を持ち込んで用意して自操作でたたき込む。加護が売りのシナリオで加護無しのやりこみ面とかバカじゃねーのとか言ってはいけない。
むちゃクエ
基本的には従来のむちゃクエや夜明けなどの高難易度クエストと変わらない。バランスよくアイテムを持ち込んで最終的に45000のボスを倒すのみ。
2~4エリア目まではランダムで選ばれるが、1フロア目がマップ固定のファイヤーバーズ戦。初期経験値で全員がレベル20、初期強化2くらいで15000程度。スカウト3人くらいで互角以上になる…はず。先発と長打が打てる人を優先するか、後のことを考えてバランスを取るかは編成次第。ターンアップがない場合は最小限の移動に留めないと残りターンが厳しいので、配置によっては加護は諦めたほうがいい。もしくはアイテムを拾ってわざと負けるパターンで。
5エリア目が投手力13280の固定マップ。斜め移動ができたりできなかったりでややこしいマップだが、右上に固定でスカウトマスが固まっているので戦力が足りない場合はこっち。ミラクルマス強化アイテムを引いていたり、金ミラクルマスになっていたら下から回るのも面白い。金ミラクルで能力アップを引くと1000以上の増加があったりする。どちらも回るのはターン数の関係でお勧めしない。スカウトが必要かどうかでルートを選ぼう。ボス戦では払拭をここと次のフロアで使いたいので、ここで新しい払拭を下ろす。使い切ってはいけない。
6フロアは広く、どの種類のマスも出現するため、できるだけ効率よく回れるようにルートを考えてから行動しよう。一例としてこういうステージだったら右右と行ってから下のアイテムを拾い、その後右上というルートが無難。金マスで回復できるようなら右下のアイテムも回収しつつという感じ。真ん中上の自動試合マスは固定でふたつあるのだが、この時点での試合は一気にパワーアップが難しいので基本的には向かわなくてもいい。ただ自動試合で3ターン回復の加護があるなら確定で6ターン回復できるのは大きい。
どう頑張っても劣勢のままなら特に考えなくてもいいかもしれないが、自操作の難易度を下げられるように打撃能力と特殊能力は高めておきたいところ。ボス戦では払拭と何か1枚だが、劣勢であることを考えると操作回数あたりを使いたい。ホームランを狙いやすい選手でのプレイを待って確実に複数点を取ることにし、ラストに一気に打って勝つというのはやめておこう。多分追いつけない点差が付いているから。
加護ゲー
厳密に言うと「加護による回復ゲー」でもあるのだが、特訓人数増加や効果アップは元々のアイテム効果をさらに高めてくれるので、うまく立ち回れるように加護のランダム性はできるだけ排除しておこう。運ゲーと揶揄されがちだが、うまく活かせば前回よりクリアしやすい可能性もある。
確かに運も絡むことは絡むが、プレイしているターン数は前より長くなる傾向になり、その分強化が簡単にできる。能力そのものも重要だが、特能マスが強化しやすいので特能をコーチから厳選して伝授させることも結構な比重になる。上の銭形はコーチ3人の契約書というのもあり、金3+青9の贅沢盛りができた。レッドやキリルも初期状態から金特を所持しているので、特能マスで強化しやすい。契約書のコストも高いが、打撃も得意なので無駄にはなりにくい。
広義のガチャゲー
図鑑にPSRが登録されていると最大レベルに20追加される。上で若干触れたが、最大レベルで一番重要な点が弾道の伸び率に関わること。投手だとたとえ最大レベルが20であっても、初期変化球が1種類無いとかその程度なので、強化プランや実使用にさほど影響がない。それでも変化球強化マスを踏めば適正な球種まで伸びるようだ。うちはレッドをイベキャラとして所持していないが、打撃能力が低くなる程度の問題しかない。あとどうでもいいがこの限界40の久方は結構強い。
逆に打者の例として、清本や社長がそのレベルだと弾道2止まりで、後半のスタジアムではホームランが打ちにくくてたまらない。高コストの選手能力がもともと高めのキャラは限界レベルも低め設定が多く、図鑑補正のSR+10やPSR+20がないとまともに弾道が伸びてくれない。そういう面で沖野やDJB-K、あんこちゃんあたりが凄く使いやすく、コストもほどほどに低い。何も無くても弾道4になってくれる強打者はスカウトするだけで使えるのでお勧め。こういう選手をたくさん用意できるなら、特訓を守備よりに固めてもよくなる。要するに最後の一押しは手持ち次第。
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